’99シドニー・ツアー顛末記


Last Update : 04/18/1999


・4日目/3月8日(月)

7:00   起床
今日も天気は曇り
 
7:20   朝食
 
8:25   ロビーに集合し、バスに乗り込むj
今日の予定は、グレッズウッド牧場とオーストラリアン ワイルド パーク(動物園)
 
8:30   出発

バスから住宅街を眺めていて気付いたことがひとつ。
庭先に犬小屋が無いんです。
でも、犬を見かけないわけではないんですよね。
時々は、犬の散歩をしている人がいましたから。
これは、住宅事情の差なのか、それとも文化の違いなのか。もしかしたら家の中で飼っているのかもしれないですね。

バスの添乗員さんから、こんな話を聞きました。
オーストラリアでは、家を持てないうちはアパートに住むのだけれど、その時には同居するのが当たり前。家賃を浮かせるためだそうです。
同居人は新聞広告で捜すそうです。自分で出すか、出ている広告を見て連絡を取るか。
で、ここで驚かされたのはパートナーは必ず異性であること。
見ず知らずの男女が、ひとつ屋根の下に暮らす。男同士、女同士だとかえって不自然なのだそうです。
なぜかというと、女同士では治安の面で問題があるし、男同士では○○と勘違いされる。と、いうことでした。
(だからといって、間違いが起こったという話は聞かないそうですが ^^;)
 
9:40   グレッズウッド牧場着

ここで行ったのは、まずブーメラン投げ。
長さ30cmほどのブーメランを2回投げてきました。
コツは、テニスのサービスと同じようなに上から投げること。
そうするとブーメランはグルッと回転して戻ってきます。
では、横から投げるとどうなるか。
上に上がったブーメランは、勢いよく地面に突き刺さります。もしそこに立っていたら・・・、お陀仏ですね。(笑)
(実際、地面に突き刺した人もいましたが)

それからワインの試飲。
おちょこのようなグラスに、シャンパン、白ワイン、赤ワインと飲んできました。
美味しかったですよ。

次は、牛の乳搾り。
まず親指と人差し指でわっかを作り乳首の根本をぎゅっと持ち持ちます。(そうすると搾るときに中に逆流しないというわけですね)
次に中指、薬指、小指と順番に指を締めてゆきます。そうするとあら不思議。ジュッ、ジュッっと搾れるではありませんか。初体験にしては上出来かな。
あったかいミルクもなかなかでした。(飲んだのではなく手のひらに搾ってなめただけですが)

そして羊の毛刈り。
電動のバリカンを使って毛を刈るのですが、羊が実におとなしいんですね。牧場のあんちゃんのなすがまま。無理な体勢にされても文句ひとついわずに、「も〜、どうにでもしてっ!!」って感じでした。(笑)

最後はお待ちかねの牧羊犬のデモンストレーション。
「今日トラックで連れてきたばかりの羊だからどうなるかな」というあんちゃんの指示で1頭の犬が羊を追い始めます。
ところが羊たちは犬を振り切り道路に向かって一直線。
あんちゃんは呆然として「オー マイ ゴッド!」
建物の方に歩いていったので他の犬を連れてくるのかと思ったら、オートバイに乗り自分でつかまえにいったのでした。
しばらくするとオートバイに追い立てられた羊たちは無事牧場へ戻ってきました。(笑)

昼食は、ここの食堂で。
もちろんメインはビーフステーキ。でっかいお肉が、お皿にでーんと乗ってきました。
しかもそこら辺を走りまくっている健康な牛だから、肉が堅い堅い。
普段は食べ物を残さない私も、さすがにこれは食べ切れませんでした。牛さんゴメン。
 
13:00   牧場出発
 
13:30   動物園着

日本語のパンフレットもあるからというガイドさんの話を聞いた私は、チケット売場に向かう通路で漢字で書かれたパンフレットを見つけ手に取りました。が、中を見てびっくり。全てが漢字だったのです。そう、中国語のパンフレットだったのですね。(笑)

チケット売場で日本語のパンフレットをもらい、早速中へ。

まずは定番、コアラとの撮影。
1回8豪ドル也を払い、早速撮影。
ま、写真はどうでも良かったんです。実はコアラに触ってみたかったんですね。

以前はここでもコアラをだっこすることが出来たそうです。でもコアラは神経質な動物なのだそうで、今では動物愛護の精神からだっこすることは出来なくなってしまいました。頭や顔にも触ってはいけません。
触っていいのは背中とお尻だけです。

背中はね、ふかふかでしたよ。
ユーカリのにおいがするからと聞いていたのであとで手のにおいをかいでみましたが、これはちょっと分からなかったです。でも、全然動物くさくはなかったですよ。

オーストラリアの動物園は、人と動物との距離が実に近いです。
日本でコアラ舎といえばガラスに囲まれているのが常識ですが、あちらは素通し。そのせいでガキンチョに傘で突っつかれてましたが。(^^;

カンガルーの檻には自由にはいることが出来ます。
子供を袋に入れたカンガルーもいて、かわいかったですよ。

笑いカワセミも檻のすぐそばの枝に2羽で止まっていました。
指を突っ込めば突っつけそうな距離です。
しかし、あちらの鳥は人間に動じないですね。20センチくらいの距離で右から左からと、じ〜っと見たのですがまるで剥製のよう。ぴくりともしませんでした。

日本でカワセミといえば、体長10センチくらいの小鳥を思い浮かべますが、笑いカワセミはなんと30センチくらいありました。やっぱ大陸の鳥は島国の鳥とは違うのかなあ。(笑)

卵を生む哺乳類といえば、カモノハシと針アリクイ。
ここの動物園には針アリクイがいます。針アリクイ、日本では針もぐらと呼ばれていますが、針アリクイと訳すのが正しいのだそうです。(ただし、日本語のパンフレットにも針もぐらと書かれていましたが ^^;)

針アリクイの檻は高さ50センチくらいだったかな。針アリクイも檻から鼻を突き出したりして、これも触ろうと思えば触れます。

日本での動物園に慣れた私には、まさにカルチャーショックでした。
動物を文字通り身近に見られる、触れられる。
これも動物園のひとつのあり方なのでしょうね。
 
14:45   動物園発
 
16:30   ホテル着(例によって途中免税品の店に寄るが ^^;)

夕食まで時間があるのでテレビを見て時間を潰す。
日本でもおなじみの、
「かわいい魔女ジェニー」、「奥様は魔女」といった番組を放送していました。
これらは、英語でも何となく理解でしました。やはり視覚的効果がおおきいのかな。
 
19:00   夕食。
ホテル脇の日本料理店に行きました。
やっぱ、日本人は和食ですよね。ほっとします。
ここでは、添乗員さんお勧めのオーストラリアビール、「カスケード」を飲んでみました。
味は、・・・日本のビールとそう変わらないかな?
『違いの分からない男』には、ちと分かりませんでしたが。
 
20:00   食後の散歩
ホテル脇の土産物屋をぶらぶらと。
 
20:30   部屋に戻り荷物整理。
シドニーコンサートのポスターをトランクに詰め込むか、ちょっと迷いました(潰れる可能性があるので)が、結局入れてしまいました。
 
22:00   就寝

BACKNEXT